もっと もっと モルモット オルガ

パディントンでおなじみのマイケル・ボンドさん。ボンドさんは、オルガ・ダ・ポルガという名のモルモットの物語もかきました。訳者がオルガについて少しずつ書いていこうと思っています。

2017年12月のブログ記事

  • ガイフォークスデイ

    オルガの物語のなかで、いちばん日本人になじみがうすい行事かもしれません。 イギリスでは、11月5日にあちこちで花火大会がおこなわれ、大きなかがり火をたいて藁などでつくった人形をやきます。これは、400年前に、国会議事堂を爆破して国王を暗殺しようとした犯人たちがつかまったことをいわう行事です。火をつ... 続きをみる

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  • サリーのピューマ

    オルガが、おびえながらも、おいはらったとじまんする「サリーのピューマ」。イギリスではこのおそろしい動物がいるかどうかが、いまでもなぞのままになっています。 オルガの物語がかかれる10年ほどまえから、サリーという地域でピューマを見たという話がのぼりはじめました。警察や動物園までまきこみ、マスコミがさ... 続きをみる

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  • ハリネズミ

    オルガの友だちにハリネズミのファンジオがいます。ファンジオは自然の中でくらしていて、いつも金網のなかにいるオルガに「自由はいいぞ」と、じまんします。 イギリスではハリネズミは身近にいる野生動物でした。なにしろ英語では hedgehog 。hedge は生垣、hog はブタという意味です。庭の生垣の... 続きをみる

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  • クリスマス

    もうすぐクリスマス。あちこちがライトアップされて心がはずみます。 オルガの物語にもクリスマスシーズンがでてきます。あるときから、みょうなことがつづけざまにおこります。どの家でもリビングに木をはやしはじめたり、子どもたちがへんな歌をうたってまわったり。オルガとなかまたちは、頭をひねりながらも「何か、... 続きをみる

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  • モルモットのたべもの

    オルガはとても食いしんぼうです。 タンポポがすきだし、金網囲いのなかでシロツメクサやノボロギク、そのほかの草をもりもりたべます。これはみんな、日本でもよくみかける植物。散歩していてみかけると、オルガがよろこびそうと、ついかんがえてしまいます(いまは、冬なのでありませんが)。 小屋で食べているカラス... 続きをみる

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  • モルモットのあかちゃん

    ただでさえかわいいモルモット。そのあかちゃんといったら、どんなにかわいいことか! か弱いモルモットは、自然のなかでは天敵のえじきになりやすい動物です(もっとも、オルガにかぎっていえば、鼻っ柱は強いのですがね)。 そのため、うまれたとたんに自分でにげられるように、じゅうぶん育ってでてくるそうです。マ... 続きをみる

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  • モルモットの種類

    モルモットにはいくつか種類があります。いちばんよくみるのはイングリッシュ。オルガの物語の舞台イギリスと同じ名前ですね。長い毛をコートのようにまとっているのはシェルティ。 オルガは、もふもふした毛のあちこちにまき毛があるアビシニアンです。まき毛はバラの花の形になぞらえてロゼットともいわれています。こ... 続きをみる

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  • モルモットはペルー原産?

     オルガは物語のなかで、モルモットがもともと住んでいたのはペルーだといいます。それは、うそではありませんが、どうやらペルーだけとはかぎらないようです。モルモットは、南アメリカの山岳地が原産です。  英語でモルモットを guinea pig といいますが、これはヨーロッパ人が南アメリカのオランダ領ギ... 続きをみる

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  • ボンドさんとモルモット

    「オルガ・ダ・ポルガ」シリーズは、ボンドさんの娘、カレンさんがかっていたモルモットをモデルにかかれました。そして、物語の飼い主の女の子の名前も、カレンといいます。  ボンドさんは、自分でも小さなころモルモットをかっていました。そして、じつは今年おなくなりになるまでも、ロンドンにあるご自宅のダイニン... 続きをみる

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  • オルガのなかまたち

     オルガはペットショップ時代、たくさんのモルモットといっしょにくらしていました。 でも、オガクズ家にきて、専用の小屋をもらいます。それに昼間、草のうえですごすための金網囲いも。  小屋や金網囲いにいるオルガのところにあつまってくるのが、ネコのノエル、ハリネズミのファンジオ、カメのグレアムです。この... 続きをみる

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  • オルガの紹介をもうちょっと

     オルガは空想するのがだいすき。そして、すばらしい語り手でもあります。  ものすごい数のモルモットが力をあわせておひめさまをすくう話、むかしモルモットが月にいった話(どうやってだとおもいます?)、モルモットのあしが長かったころの話など、1、2巻をとおして、なかまに奇想天外な話をきかせます。  そし... 続きをみる

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  • オルガ・ダ・ポルガを紹介します

     オルガ・ダ・ポルガはペットショップ出身のモルモットです。  じまんは、くるんくるんとうずをまく、バラの花のようなまき毛。身だしなみには気をつかっているのです。  そんなおしゃれさんだけど、冒険ずきです。 「わたしは近いうちに出ていく。キュイーーー! みてなさい。チャンスがきたら、すかさずいくわ」... 続きをみる

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