もっと もっと モルモット オルガ

パディントンでおなじみのマイケル・ボンドさん。ボンドさんは、オルガ・ダ・ポルガという名のモルモットの物語もかきました。訳者がオルガについて少しずつ書いていこうと思っています。

オルガ・ダ・ポルガを紹介します

 オルガ・ダ・ポルガはペットショップ出身のモルモットです。
 じまんは、くるんくるんとうずをまく、バラの花のようなまき毛。身だしなみには気をつかっているのです。


 そんなおしゃれさんだけど、冒険ずきです。
「わたしは近いうちに出ていく。キュイーーー! みてなさい。チャンスがきたら、すかさずいくわ」
と、ペットショップのなかまに、いつもいっています。


 好奇心がおうせいで、思いこみがはげしいオルガは、わくわくしたり失敗したりと、いつもいそがしく心をゆれうごかしています。
 そのたびに、くるくるかわる表情がそれはキュート。挿絵にむかって思わずつぶやいてしまいます。「オルガ、わかるよその気持ち」と。


――つづく――