もっと もっと モルモット オルガ

パディントンでおなじみのマイケル・ボンドさん。ボンドさんは、オルガ・ダ・ポルガという名のモルモットの物語もかきました。訳者がオルガについて少しずつ書いていこうと思っています。

ハリネズミ

オルガの友だちにハリネズミのファンジオがいます。ファンジオは自然の中でくらしていて、いつも金網のなかにいるオルガに「自由はいいぞ」と、じまんします。


イギリスではハリネズミは身近にいる野生動物でした。なにしろ英語では hedgehog 。hedge は生垣、hog はブタという意味です。庭の生垣のなかによくいる、ブタのような鼻をした動物ということでしょう。そういえば、モルモットは guinea pig。こちらもブタですね。


けれども、物語が書かれてからほぼ50年になるいま、イギリスでは野生のハリネズミがへって、庭で見ることもめったになくなったようです。そして、ハリネズミをペットとしてかう人がでてきました。


『モルモット オルガの物語』の裏表紙です。