もっと もっと モルモット オルガ

パディントンでおなじみのマイケル・ボンドさん。ボンドさんは、オルガ・ダ・ポルガという名のモルモットの物語もかきました。訳者がオルガについて少しずつ書いていこうと思っています。

オルガの金網囲い

ある日、オガクズさんがオルガのためにつくってくれた「金網囲い」。はじめはいぶかしがっていたオルガですが、「床」がぜんぶ食べられるとわかって、お礼もそこそこに草をほおばりました。それだけでなく、運動もできるし、なかまたちとすぐ近くで話ができます。なんて便利なのでしょう。


そもそも金網囲いとはどんなもの? 日本の、とくに都会では目にすることがあまりないですよね。『オルガとボリスとなかまたち』の見返しには、つくりかたがのっているので、底なしのモルモット小屋のような感じだとわかってもらえるとおもいます。


欧米では珍しくないようで、インターネットでもよく見かけます。「金網囲い」と訳しましたが、英語では「run」。検索窓に「guinea pig run」といれてみてくださいね。いろいろな形のものがありますよ。

ボンドさんとテレビ

まえに、テレビが発明されたのはボンドさん誕生の1年前と書きました。


じつは、ボンドさんとテレビの関係はそれだけではありません。はじめのうち、ボンドさんはイギリスのテレビ局BBCでカメラマンをしていたのです。やがて、パディントンの人気に火がつくと、本を書くのがいそがしくてBBCをやめます。けれども、そのあともBBCの子供番組にでてくるアニメの脚本を書いていました。


ボンドさんは、飼っているモルモットの映画をつくろうと、お話をかいたことがあったそうです。でも、テレビのカメラマンをしていたボンドさんでも、モルモットを撮影するのはたいへんだといっています。動物はこちらの思いどおりにうごいてはくれませんからね。たくさんのフォルムをむだにしたそうですよ。

モルモットはおよげる?

いつものように、ノエルに大口をたたいたおかげで、オルガは池でおよぐはめになってしまいました。しかも、ノエルがもっといじわるをしたからたいへん。オルガは、あやうくおぼれそうになりました。


そもそも「モルモットは、およぎがうまいんだから」と自慢したことが自分にはねかえってきたのですが、オルガは嘘をついたのでしょうか? 


インターネットで検索してみると、あるあるある。モルモットが泳いでいる動画がたくさんでてきます。そして、野毛山動物園の公式ツイッターでも、このとおり。
https://twitter.com/nogeyamazoo401/status/622930961429204992/photo/1


ノエルのいじわるがなければ、オルガはちゃんと池でおよいでみせたのかもしれかせん。でも、さすがに「ほんの二かき三かき、ざぶざぶっとするだけでむこうがわについて」というのは、いいすぎですよね。いかにもオルガの言いぐさです。