もっと もっと モルモット オルガ

パディントンでおなじみのマイケル・ボンドさん。ボンドさんは、オルガ・ダ・ポルガという名のモルモットの物語もかきました。訳者がオルガについて少しずつ書いていこうと思っています。

黒ネコ、ノエルの専用ドア

イギリス人は動物好きでしられています。なかでもイヌやネコはもう家族の一員です(パディントンほどではないのでしょうが)。オルガのいちばんの友だち、黒ネコのノエルも、なかまのなかではいちばんオガクズ一家に近い動物です。


たとえば、玄関にはノエル用のドアがついていて、いつでも出入り自由です。だから、サリーのピューマのうわさがたっても、ノエルは家のなかにとじこめられずにすみました。もっとも、ぬれた足でキッチンに入っていってしかられたこともありますが……。


イギリスの家では玄関やキッチンにネコ用ドアがついているのが珍しくないようです。「catflap england」で検索してみると様子がわかりますよ。ノエル用は、ドアをくりぬいて蝶番でつけただけのシンプルなものですが、最近は、隙間風が入らないよう工夫されているんですね。


さて、じつはノエル用ドア、このシリーズの3巻目では重要な役目をはたします。わたしの訳でご紹介できるときがきますように。(こっそり、つぶやいてみました)