オルガはペットショップ時代、たくさんのモルモットといっしょにくらしていました。
でも、オガクズ家にきて、専用の小屋をもらいます。それに昼間、草のうえですごすための金網囲いも。
小屋や金網囲いにいるオルガのところにあつまってくるのが、ネコのノエル、ハリネズミのファンジオ、カメのグレアムです。この3匹のおかげで、金網のなかにいても、オルガの世界は外にひろがっていきます。
そのほかに、オルガにとってとくべつとなるモルモットのボリスや、かっこいいジャンプをみせるカエルも登場しますよ。
オルガはペットショップ時代、たくさんのモルモットといっしょにくらしていました。
でも、オガクズ家にきて、専用の小屋をもらいます。それに昼間、草のうえですごすための金網囲いも。
小屋や金網囲いにいるオルガのところにあつまってくるのが、ネコのノエル、ハリネズミのファンジオ、カメのグレアムです。この3匹のおかげで、金網のなかにいても、オルガの世界は外にひろがっていきます。
そのほかに、オルガにとってとくべつとなるモルモットのボリスや、かっこいいジャンプをみせるカエルも登場しますよ。
オルガは空想するのがだいすき。そして、すばらしい語り手でもあります。
ものすごい数のモルモットが力をあわせておひめさまをすくう話、むかしモルモットが月にいった話(どうやってだとおもいます?)、モルモットのあしが長かったころの話など、1、2巻をとおして、なかまに奇想天外な話をきかせます。
そして、オルガはとても食いしん坊。カラスムギ、草、タンポポ、シロツメクサ、ニンジン、じつは紙もすきなんです。この口で、もぐもぐもぐもぐたべますよ。
オルガ・ダ・ポルガはペットショップ出身のモルモットです。
じまんは、くるんくるんとうずをまく、バラの花のようなまき毛。身だしなみには気をつかっているのです。
そんなおしゃれさんだけど、冒険ずきです。
「わたしは近いうちに出ていく。キュイーーー! みてなさい。チャンスがきたら、すかさずいくわ」
と、ペットショップのなかまに、いつもいっています。
好奇心がおうせいで、思いこみがはげしいオルガは、わくわくしたり失敗したりと、いつもいそがしく心をゆれうごかしています。
そのたびに、くるくるかわる表情がそれはキュート。挿絵にむかって思わずつぶやいてしまいます。「オルガ、わかるよその気持ち」と。
――つづく――