もっと もっと モルモット オルガ

パディントンでおなじみのマイケル・ボンドさん。ボンドさんは、オルガ・ダ・ポルガという名のモルモットの物語もかきました。訳者がオルガについて少しずつ書いていこうと思っています。

アビシニアンモルモット(まき毛モルモット)

以前に、このブログでオルガがアビシニアンモルモットだということをかきました。今回は、この種類についてもう少し詳しくかいてみたいとおもいます。


この種類の特徴は、3cmくらいと長い毛。そしてオルガご自慢のくるんくるんとうずをまくまき毛です。オルガは自分のがいちばんとおもっているようですが、じつは、理想のまき毛のつきかたがあるでそうです。それは、体のよこに4つ、肩に2つ、おしりに2つ左右対称に8つあること。オルガがそんなまき毛をもっていたら、コンテストではべつな賞をもらっていたことになります。でも、それは本人にはないしょにしておきましょう。


どうしてアビニシアンといわれているのかは謎です。アフリカのエチオピアという国は昔アビニシアといわれていましたが、それとは関係がないようです。この種類がはやりだしたビクトリア時代に、きいたこともないような異国の名まえにしようと、音のひびきで商人がつけたという説もあります。


長年モルモットをかってきたイギリスの愛好家たちによると、アビシニアンモルモットは、とっても知りたがり屋で活発。そのため冒険にまきこまれやすいとか。そんなことをきくと、われらがオルガとボリスがひきおこす騒動も、アビシニアンだからしかたがないと納得できてしまいますね。なにしろDNAなのですから。