モルモットとジャンプ
モルモットといっしょにくらしていたボンドさんは、びっくりするくらいよくモルモットを観察していたようです。オルガの話を読んでいると、それがよくわかります。
オルガは、「このすばらしい世界で、すべてはうまくいっている!」とおもったときに、ぴょんととびあがってみせます。それから、カエルの〈ドウドタルさん〉のジャンプに感心して、まねしてみたりもします。
じつはこれ、ほんとうにモルモットがやっていることなのです。まだ年齢の小さなモルモットは、うれしくなるとジャンプをしてしまうらしく、ポップコーンジャンプという名前までついています。あの小さな体をいっぱいにつかって気持ちをあらわすのです。なんてかわいらしい。
でも、このポップコーンジャンプ、大きくなるとしなくなってしまうそうです。なんだか人間とにていますね。
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