もっと もっと モルモット オルガ

パディントンでおなじみのマイケル・ボンドさん。ボンドさんは、オルガ・ダ・ポルガという名のモルモットの物語もかきました。訳者がオルガについて少しずつ書いていこうと思っています。

モルモットとジャンプ

 モルモットといっしょにくらしていたボンドさんは、びっくりするくらいよくモルモットを観察していたようです。オルガの話を読んでいると、それがよくわかります。


 オルガは、「このすばらしい世界で、すべてはうまくいっている!」とおもったときに、ぴょんととびあがってみせます。それから、カエルの〈ドウドタルさん〉のジャンプに感心して、まねしてみたりもします。


 じつはこれ、ほんとうにモルモットがやっていることなのです。まだ年齢の小さなモルモットは、うれしくなるとジャンプをしてしまうらしく、ポップコーンジャンプという名前までついています。あの小さな体をいっぱいにつかって気持ちをあらわすのです。なんてかわいらしい。


 でも、このポップコーンジャンプ、大きくなるとしなくなってしまうそうです。なんだか人間とにていますね。